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sheephumanのブログ

ひつじ好きな人間のブログ。

「新世界より」に見る愛のある世界とは何か

 

 自分のような人間はあんまり日常会話や他人の振る舞いなどにそれほど興味が湧かなくて、愛情なんてものはそれこそアニメのように極端に抽象化したものか、虚構として構築されたものでしか理解できないのかも知れません。

 

 最近、「新世界より」のアニメ版を見ていたのですが(小説も読みたいです)「ボノボ型の愛の社会」というくだりが出てきましてですね、少女漫画に出てくるBL描写もあるんですが(あの絵柄は誰が描いたんだろう)、愛のある社会ってああいうものなんだなととみに感じております。

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

アメリカ辺りだと割と普通?らしいけどそれに対する差別も根強いという描写が結構あったりする。

 自分の小学校時代とかも異性よりも同性と遊ぶ方が当然多かった訳で(それ以前に人付き合いをした経験が極端に少なかったが。高校時代などはモジャ公と勝手に呼んでいた知人が一人居ただけだった)、男性的で下品な性欲の押しつけに過ぎない表現よりも、ああした穏やかな触れあいこそが愛情表現と言えるものなのだろうなと。

 

 

 それこそ、僕がいつも言っているように女性と羊だけが穏やかに暮す国が愛のある社会とやらではないかと思います ※1

 

※1< 最近は女性に羊遺伝子を導入して無理やり羊化した"羊村"を作った挙句、村人に恨まれて追いかけ回されるという妄想をしている

 

 

 ”愛”とは国としては家族形成に至るまでのプロセス・それに伴う感情として表されるものであり、結婚とはそれを定型化、法制化しお互いの家族間の結びつきを強めるものであるとも言えます。まあ早い話、一種の契約関係ですよね。

 でもそれも今では形骸化し、個人主義があまりにも先行し過ぎた為に先細りになりつつある。

 

 「新世界より」でのそれはもっと村社会的なコミュニティであり、強力な攻撃抑制を植え付ける事に依り人間そのものを作り替えるという半ば強引な手段ではありますが(ネタバレ)それにより、子どもたちが自然な愛情表現を身に着ける手段を持ち得ていると言えます。

 

余談ですがひつじの愛情表現もスキンシップです。

庭で交尾の羊 の写真素材・画像素材. Image 25789079.