概要
ホームセンターで買うようなコンテナー BoxからPCケースを自作しました。
ちなみにOptiplex 780SFFのマザボを弄ったモノ。寸法を慎重に測ったうえでAmazonで取り寄せました。
ケースに何を使うのか頭を悩ませたのですが、とりあえずすっぽり収まるサイズという事で選びました。 マクドナルドに持ち込んで稼働させてみようと考えてるんですが、ちょっとメンドクサイですね(笑)
CPUクーラー固定とナイロン六角スペーサー
CPU温度が安定しないので苦労しました。
— ひつじ人間 (@sheephuman) 2020年7月26日
使用しているのは耐熱性の紐。マウンターは自作出来ないので苦肉の策というやつです。
密着度が高いほどよく冷える。
現在は45℃前後。 pic.twitter.com/sg2C7CpqYl
耐熱性のヒモはこちらです。無理やり結んでいるのですが、少しでもCPUクーラーの位置がズレると、あっという間に100度近くまで上がるんで苦労しました。難燃性で、直接火であぶっても燃えない素材です(実際に試した)。
荷造りヒモでも良いんだけど、万一溶けだしたらアレなので。
現在は40-50度で安定しています。基本的に室温に準じて増減します。
スペーサーはコレ。
uxcell ナイロン六角スペーサー スタンドオフ 50個入り ブラック ナイロン 6mm 6mm M3
ナイロン製。絶縁性なので安全にケースに取り付けられます。熱にも強いようです。
ケースにはこのように、直接固定しました。かなり手抜きです・・・
強度に不安もありますが、取れるような事は無いようです。
ケース固定部のものは金属製に変えたいかも。
やっぱりダメだった
こんなヒモで固定すというのが思いのほか大変で、まだ針金の方がマシなんじゃないかと思いました。横にするとあっという間に100度に達してしまいます。
ケースの制作方法
千枚通しがセリアなどの100円ショップで売っています。それをガスコンロの火で加熱し、Boxに当てます。触れた面から溶けてくるので、熱いうちに溶かし切ります。
ちなみにあるPet飼育系のblog記事からヒントを得たのですが、見失いました。PCとは無関係なのですが、お礼を申し上げます。
厄介だったのがケース固定用の穴を開けるところで、少しでもズレると上手く接続できないので何回かやり直しました。強度の問題もあるし、2回までしかやり直し出来ない。
エアロフロー
あんまり良くないと思われる。端子用に開けた開口部からやたらと熱風が噴き出ており、なにやら熱がこもっている感じがする。ファンレスグラボも冷やす必要があるので、その辺は少し気を使う。
蓋にも穴を開けて、熱がこもらないようにしようと思う。
CPUクーラーは規格違いのモノを無理やりくっつけているのでファンコントローラーは利かないし(そもそもソンナモノが無い疑惑)、いつでも全開らしい。そのためケースに入れると余計煩い感じになった。
取っ手なども付ける予定。
PCのスイッチはちょっと壊れかけているので、電源ユニットをOnにしたときの突入電力で回している。普通はファンが回るだけなんだけど、なぜかそのまま電源が入るので。500W電源をこれまた無理やりくっ付けてるので、その影響かもしれない。
グラボが持っていかれた
壊れかけのスイッチのせいでグラボ端子が焼損し、仕様不能になりました。スイッチの内部でショートしてしまったらしい。
もう売っても売れないだろうしどーすんだコレ。
無くてもq6600(4コア)のSSDなので問題ないのですが、ちょっとyoutube開いてブラウジングするときとかCPU使用率に余裕がなくなって来たようです。マザーは幸い、大したダメージが無かったようで普通に動いてる。
まとめ
自作PCで一番困難なのはケース組み込みでしょう。
マザボをケースに組み込むときは基本的にショート厳禁です。すぐにお釈迦になります。→ 前述のような絶縁素材で纏めることにより、安全にPCを稼働させることができます。
裏を返せば、静電気など高が知れてます。よほど意図的に静電気が溜まるような状態じゃないと壊れないと思います。メモリとか普通に素手で触るし。
冬場は少し注意したほうが良いかも知れないですね。
読者プレゼント?
長年コイツを使っているのですが、新しいPCを買ったので売るかなーなどと考えてます。こんなゲテモノですが、末永く使えると思います。
SFFなんて買うものじゃないと思う。ノートPCよりはマシだけど。
いろいろ海外の動画見てBSEL mod(オーバークロック)にも挑戦したんですが、Optiplex 780 SFFはFSB(マザーボードの基本クロック数)が1600mhzに対応してないらしくて撃沈しました。やっぱりコイツにOCは無理だね(-_-)